NC結合システム
本工法は基盤に孔あき金属(スーパーダイマ・KOBEMAG)を使用し、石材・タイル等の仕上材を取り付ける工法です。その基盤に接着剤をメカニカルに絡ませ、石材・タイルと接着剤と孔あき金属が一体となり、長期に渡り安定した強度を保持する事が出来る工法です。建物の変形及び下地面の挙動に対しては、基盤材をルーズホールにて固定することにより、高い免震性能を実現させました。石材・タイル・金属基盤と下地材(躯体)の動きを独立させ、地震時および強風時の揺れにも、安全・安心な画期的工法です。
特長
1. 石材・タイル・レンガ等裏面がフラットなものなど仕上材を自由に選択することが出来ます。従来制約のあったALC、押出成形セメント板にも対応可能です。
2. 既存の外壁を撤去することなく施工することができる為、リニューアルに最適です。廃材も少なく抑えられます。
3. ステンレス及びスーパーダイマのパンチングを使用し、高い耐久性を実現しました。また外装材と下地材(躯体)の隙間を水みちとし、白華現象、凍害を防止します。
4. 通気層を確保しながら、荷重の大きなタイルや石材等を自由に安全確実に仕上げができます。外断熱にも最適な工法です。